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大峯顯著 『今日の宗教の可能性』 百華苑刊 11月10日完成

 

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■大峯顯著 『今日の宗教の可能性』(改訂版)を、 京都市・百華苑より2021年11月10日発刊しました。

 

■書籍の販売は、百華苑がおこないます。お申込みは百華苑へ。46判、151ページ、@1,320円(税込み)

 

■ 百華苑  〒600−8333 京都市下京区油小路通六条上ル
                 TEL 075−371−5760
                 FAX 075−344−0556  

 

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■ 一読者のレビュー

 

■ 大峯 顯先生 著書とプロフィール

 

■ 出版委員会からのご案内

 

発刊のことば
■大峯顯著『今日の宗教の可能性』は、本書「あとがき」にあるように、1988年の5月と6月の2回、浄土真宗本願寺派教学本部主催の住職課程でおこなわれた講義です。本願寺出版社から第3版(1998年)まで刊行されましたが、今日では絶版になっておりました。宗教の本質を語られた内容は少しも時代劣化していませんので、大峯先生は生前中に再版を望んでおられました。このたび本願寺出版社様と大峯先生のご遺族様のお許しをいただき、百華苑様より再版することができました。心より御礼申し上げます。
 「大峯顯先生著作出版委員会」は、2006年〜2015年まで毎年、鹿児島県霧島温泉「旅行人山荘」での、「大峯顯先生宗教哲学講座 霧島ワークショップ」(2泊3日)に全国からつどった学友有志で組織しております。
 第2回出版は2022年の秋頃、「宗教と言葉」、「浄土真宗名号論」を中心に刊行したいと計画しております。大峯顯先生みずから、「わたしの名号論・言語論は、60代から始まった」と語っておられましたが、『花月の思想』(晃洋書房 1989年)に書かれた「言葉と超越」・「宗教と言葉〜なぜ名が救いか」の論文を指しているものと思います。これらの重要な文献は絶版となっており、古書価格も高騰していて入手が困難です。各地での貴重な講演筆録も一般公開されないままですので、ぜひ出版して有縁の皆様のお手元にお届けしたいのです。
 「なぜ南無阿弥陀仏の名号が仏そのものなのか」、「なぜ言葉となられた仏に人間の生死を救う力があるのか」を解明することは、浄土教の根幹を会得することだといっても過言ではありません。また、現代人の生活が数値や記号に埋め尽くされ、言葉の大切さが見失われようとしている時代状況の中で、先生が常々「言葉の復権」を問い続けてこられた問題意識を継承していくことは、人間存在の根源の故郷に還っていく営みでもあると思います。
 今後の出版計画は、本サイトで発信してまいります。この出版事業に多くの賛同者が参加していただくことを願っております。2021/11/10

 

      大峯顯先生著作出版委員会 代表 尼子玄章 宮崎県正定寺前住職

 

 

 


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