お寺にもできる災害支援活動
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    一人ひとりの存在が力

 

正定寺では、2014年2月、「お寺にもできる災害支援活動」(資料)を住職が総代会に提案し、門徒会の共有課題にしています。
門徒会資料を公開します。

 

 公開資料 お寺にもできる災害支援活動            正定寺門徒会   PDF
 公開資料 熊本地震復興支援報告 2016〜17   正定寺門徒会   PDF

 

 

■  備蓄とは、今ある 「 ひと ・ ちえ ・ 経験 ・ もの 」 を活かしきること。

 

■  備蓄とは、寺院施設 ・ 人間 ・ 組織 ・ 経験 ・ 物品 ・・・・ ある有る在る。
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■ 浄土真宗の 降誕会 と 報恩講 での  おときづくりはふるさとの地域力。

 

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■ 正定寺が消防団地域共同訓練に参加  2018/12/02

 

■ 名称  平成30年度都城市消防団地域共同訓練

 

■ ○月○日午前4時、日向灘を震源とする地震発生。山田地区も震度7で被災。地域のインフラは、電気・水道・電話・道路・下水道が寸断麻痺したという想定のもと、初めての共同訓練がおこなわれました。避難者は、午前7時頃から指定避難所「山田総合福祉センター・けねじゅ園」に避難してきました。この避難民の受け入れ、避難所の自主運営、被災者の救援の訓練が今回の目的でした。参加者は、まちづくり協議会、消防団、自治公民館、民生委員、地区PTA代表者、地区高齢者クラブ会長、食生活推進委員、正定寺、・・・・・・ でした。

 

■ 正定寺は給食班を担当。正定寺門徒会厨房で、約80名分のおにぎりと味噌汁を調理し、運搬車に引き渡すまでの訓練でした。といっても、このくらいはいつもの機動力です。10時〜11時20分で完了しました。

 

■ 2014年2月に「お寺にもできる災害支援活動」を提案して4年目、地域連携の姿が少し見えてきました。参照:「お寺にもできる災害支援」

 

■ 市職員も消防団も都城市内全体でも初めての実地共同訓練でした。今後も継続されていくことでしょう。とにかく怠らず継続することです。特に団体の枠を超えた共同訓練、共同学習が日頃からなされていないと、組織間の都合や歩調がかみあわず意見調整に手間取って、避難民救援どころではなくなるからです。相互信頼の輪を広げましょう。

 

総合福祉センターでの訓練がおわって、都城市総務部危機管理課長さんと市職員数名が正定寺に来られました。三菱重工のプロパンガス発電機(2200W)をお見せしました。ガソリン発電機を公民館に設置しても、ガソリンの備蓄はできません。経年劣化する。取り扱いがむずかしい。継続運転時間が最大10数時間に限られます。しかし、プロパンガスは、どの公民館でもすでに設置されています。つなぎっぱなしで30時間以上最大100時間の連続運転が可能です。正定寺では、地下85mから自噴する飲料水を門前に配管して、災害時の給水施設にする計画(急ぐ)であることも告げました。

 

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おにぎりを手際よく調理する正定寺スタッフ。味噌汁づくりスタッフも動いてます。

 

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食料運搬用のコンポと密閉鍋に入れて避難所へ運搬。

 

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味噌汁とおにぎりくばりは、セルフでした。皆さんが、美味しいと笑顔。運搬軽トラックには「災害支援 正定寺門徒会」のマグネット掲示プレートも、今後作ります。緊急車両の表示です。

 

 

■レポート 平成30年度都城市消防団地域共同訓練に参加して  2018/12/05

 

 

 

■  ご助言やつながりの輪をお待ちしています。
  kohuusya@yahoo.co.jp32597正定寺住職

 

 


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