正定寺のお庭の花たちです。
■鐘楼のまえのドウダンツツジが満開になりました。姿も美しい樹です。カミキリ虫の幼虫が幹に穴をあけて巣くっていたので退治しました。一日少しずつ庭木の手入れ、施肥をしています。
■門前で行っていた若院の駐車場整備作業は、今日で完成しました。裏山からダンプで運んだ黒土の植栽部分は、ちょうどよく植木市が４月一杯あるので、何を植えるか楽しみです。わたしは「タマタマ金柑」を植えたいと思っています。あの場所は午前午後を通して日照時間が長く、キンカンに合っています。久留米ツツジなど無難に植える手もありますが、お参りの方や学童にあげられるので、いいと思うんです。2021/03/27
ピンク山桜とソメイヨシノの比較2021/03/26
■① 山桜。今朝見てみると、昨日よりもピンクが濃くなった感じです。山田総合支所側（道路側）から見ると、花の咲き方（密集）がソメイヨシノよりも濃いです。ふんわりやさしい感じ。去年よりも圧倒的なふんわり感。５年、１０年先がもっと楽しみです。うちにはソメイヨシノは一本もありません。役場や公園や学校、どこにでも見られます。花の色も枝ぶりも全部同じです。行政も学校も、もっといろんな樹、いろんな桜を植えたらいいのに。
■①の山桜の花びらです。お酒かなにか飲んだのでしょうか。桜が花見の酒を飲むなんて、粋だねえ。この桜に名前をつけなきゃ。荘川桜（岐阜県高山市）、薄墨桜、三春滝桜（福島県三春町）、いろんな有名な桜には名前がありますね。それに天然に自生していた山桜系の樹は長生きです。歳とともに風格をまし、立ち姿も花の色合いも深みをまします。
■② 山田総合支所のソメイヨシノです。うちの山桜のほうがピンクが濃いです。ソメイヨシノの枝ぶりは、山桜に比べてやや粗く、横広がりの傾向があります。山桜は、ホウキ型で枝ぶりがこまやかです。
■③ こちらはもう一本のウスピンク山桜。①の山桜よりもピンクが弱めです。昨日、裏山に行って、木肌が美しい山桜が３本成長しているのを確認しました。やわらかな春の新芽が赤茶で、そよいでいました。１０本以上植えたのですが、竹やカズラに囲まれて枯死したのもありました。よく掃除したら、あと何本か見つかるといいのだけど。
山桜が白花から薄ピンク花に変化2021/03/25
■欅風工房の２本の山桜が、開花のときは純白にちかい白花でした。昨日気づいてみたら、何やらソメイヨシノくらいのピンクになってきました。花色が変化しています。
■すこし赤みがあるでしょう。
■同じ樹の３月１７日の写真です。山桜ってほんとうに面白いです。
■この樹は、開花から最後まで白花のようです。この系統が３本あります。
■昨日、小さな鉢に植えてあった山桜を、大きな鉢に植え替えました。トップページの赤芽の山桜です。活着するように、すこし枝を落としました。落とした枝も愛おしくて、もったいなくて、挿し木にしてみました。ルートンという発根促進剤（粉末）を塗って、鹿沼土（小粒）に挿しました。２ヶ月くらいすると根が出るそうですが、１割でも根付いてくれないかなあと、期待しております。毎日、水やりと観察ですね。2021/03/25
ちひろ桜満開2021/03/21
■ 娘の名前 千懐（ちひろ）桜 エドヒガン系ベニシダレザクラ
■ お寺のいらかと桜って、なんてあうんでしょう。
■ 杉山の緑を背景にしても、のどかな春景色ですね。
■ 欅風木工工房の両脇に立つ山桜。
■ 山桜の白花、お箸くらいの苗を育てました.今では幹直系３０ｃｍくらいに成長しました。山桜はすべて実生です。実生苗は、すべて遺伝子が違います。年齢を増すごとに、個体の特徴が現れてきます。実生苗は植えて１４～５年経っても、花はぱらぱらとしか咲きませんでした。年齢とともに花も密に咲くようになり、色合いも個性的になります。今年の木たち（２本）は、花がびっしり。もう一本の花は３月初旬に薄ピンクが咲きました。裏山にも庭にも、あと何本かあります。とても楽しみです。(注：ソメイヨシノは、一本の木からの接ぎ木苗です。枝ぶりも、花の色・形もいっしょ。いっせいに咲いて、いっせいに散ります。）山桜は、３月初旬から５月中旬まで、一本一本、開花の時季もちがいます。葉芽の色も、緑芽と赤茶芽があり、幹肌も茶器のような見事な艶のある肌の木もあります。わたしが育てている３本の苗も、それです。おそらく、成長すると花は濃いピンク、花付きも豪華なはずです。長生きの楽しみはこんなもんでしょう。
■ 孫娘の名前 葵（あおい）桜 この木もビール瓶くらいに育ちました。 木の立ち姿がいいです。