■ 第11回お祝い寄席 2020年3月6日(金)は公演中止が決定しました。

 

一、本日2月27日19時、お祝い寄席実行委員会総会(出席者19名)をひらき、実行委員長・副委員長・正定寺門徒会長・副会長・正定寺住職・副住職も同席のなかで、慎重に審議しましたが、3月6日の公演については中止が決定しました。

 

二、「入場整理券」の払い戻しにつきましては、今年4月末日までを期限として、購入者全員に払い戻すことになりました。

 

三、「公演中止」につきましては、関係報道機関ならびに、ご協力いただいております関係諸団体・店舗・個人の皆様に、3月1日までにお知らせをいたします。

 

四、山田町の春の名物になり、南九州一円から来客される山田町民間発のイベントとしては町一番の集客力をもつ行事に成長しただけに、新型コロナウィルスの感染拡大を防止する社会的責任を負っているものと考えています。かならず「お祝い寄席」は復活しますので、どうぞ、ご理解のほどお願い申し上げます。2020年2月27日 正定寺住職 尼子玄章 正定寺門徒会長 福森利明 お祝い寄席実行委員長  森茂浩太郎

 

山田は落語で春が来る!

 

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■ 正定寺寄席10周年  11年間の来演者と全44席の演目

 

■ お祝い寄席11周年によせて

 

  「正定寺ご門徒の還暦60才、古希70才、傘寿80才をお祝いしてあげたい」と総代会に相談をもちかけ、皆で語り合っているうちに実現したのが「正定寺お祝い寄席」です。2009年に都城組降誕会の記念行事として春風亭正朝師匠・入船亭扇遊師匠をお招きして、正定寺を会場にしたことがきっかけになりました。その前にも、平成元年から30年間、新屋英子さんの一人芝居「チョゴリを着た被爆者」、「身世打鈴」、「わたしの蓮如さん」の公演、異色のミュージシャン「たまコンサート」、「Bカンパニー除夜の鐘カウントダウンライブ」等々、お寺と地域の活性化を願って様々な取り組みをしてきました。試行錯誤と悪戦苦闘のなかでも、どの公演も成功してきました。そして、友人の後押しもあって「古典落語」に落ち着きました。山あり谷ありの道でしたが、「正定寺お祝い寄席10周年」を迎えることができました。2015年第6回からは、娘婿(後継住職)に先頭にたってもらい、実行委員長も「わたしがやりたい」とスタッフがみずから名のり出るほどに活発になってきて、安心と同時にうれしい気持ちでいます。
  「なんで、山田のお寺には、鹿児島市文化ホールにも宮崎県立芸術劇場にもこない噺家さんが来るの?」、「山田のお寺の本寸法の古典落語はすごい」という口コミは年々ひろがって、都城圏域だけでなく、宮崎市・小林市・えびの市・日南市・曽於市・霧島市の2県にまたがる南九州の落語ファンに親しまれる春の名物寄席に成長しました。何よりもうれしいことは、地元の門徒の皆様にじわじわしみわたり、「落語の春」を心待ちにしてくださる方々が増えたことです。噺家さんも喜ばれているのは、聞き手の純情さ素直さが、間髪をいれない反響となって、高座の出演者をますます盛り上げていることです。この寄席に来られる師匠方の入れ込みもすごいです。この寄席をささえてくださっているご門徒様、南九州の落語ファンの皆様、そしてスタッフの皆様に感謝の心をこめて、東京でも寄席のトリ看板を張る師匠方への敬意と感謝をこめて、「11年間の全44席の来演者・演目」も公開します。

 

 

 

 


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